2009-01-01から1年間の記事一覧

分配金をもらいつつ値上がりもねらう!?

売れているREITファンドはほとんどが毎月分配型です。基準価額が下がったために見た目の分配利回りが高くなっていますが、ひょっとしたら基準価額の上昇も期待できるのではないかという思惑が働きやすくなっています。実際分配利回りの高い毎月分配型フ…

スローライフその4.芸術を極める(12)

お笑いが好きです。漫才やコントの番組はよく見ます。好きな芸人は、「アンタッチャブル」「サンドウィッチマン」です。腹を抱えて笑います。 他には「NON STYLE」や「ナイツ」、最近では「ものいい」も好きです。古くの漫才ブームでは「のりおよし…

アメリカの住宅価格が世界を動かす

アメリカの住宅は新築だけでなく、中古市場が発達していますので、市場価格はそれだけこなれていると言えるでしょう。サブプライム問題以降、アメリカの住宅市場の見通しによって、REIT市場だけでなく世界の株や金利、為替など金融市場全体が影響を受け…

不動産価格の遅行性

株価は景気に対して先行性があるとよく言われますが、不動産価格は景気に対して遅行性があります。本格的に景気が回復しなければ不動産価格はなかなか上がりません。 今回の不況が底を打ったのであれば、不動産価格も底打ちが近いのではないかとの思惑が働き…

ケース・シラー住宅価格指数

アメリカの住宅価格を表す指数として、「S&Pケース・シラー住宅価格指数」というのがあります。アメリカ全土の主要都市における一戸建て住宅価格の動きを表したもので、今まではあまり知られていなかった指標ですが、サブプライム問題が起こってから、急…

売れるREITファンド

REITファンドが売れています。 もともとリーマンショック以降、基準価額が大きく下がった割には分配金は下がっていなかったので、いわゆる分配利回りが高くなっていたため、着実に資金が流入していましたが、ここにきてアメリカの不動産価格が底値を入れ…

スローライフその3.田舎に暮らす(12)

田舎に暮らすと言うよりも、ロジャーズ氏がシンガポールに転居したように、積極的に未知の世界に入るというのはどのようなものなのでしょうか。 人間にはまだ見ぬ自分が眠っているといわれます。まだあったことのない自分に合うためには環境の大きな変化もひ…

企業化の魅力

現物に投資するよりも株に投資したほうがリターンが高くなるということは、ある意味では企業を起こす意味合いでもあり、投資する立場からすると、株式に投資することの魅力と言えるかもしれません。これは大なり小なり一般の事業にもいえることです。資本を…

株を買ったほうがいい

実物を買うのがいいのか、株を買うのがいいのか、どちらかというと、一般には関連株を買ったほうが値上がり率が大きいと言われます。 例えば金の値段が800から1,000に上がった場合を考えましょう。800の金を産出するのに金鉱山を保有する企業がかけるコスト…

実物か株か

何かの商品価格が上昇すると見込まれるときには、その商品や指数をそのまま買う方法と、関連する株式を買う方法があります。例えば金価格が上昇した場合、金地金や金の指数ETFなども変えますし、金鉱山を保有する企業などの株を買うこともできます。

スローライフその2.月並みながら旅にでる(12)

ジム・ロジャーズ氏は80年代に中国の各地をオートバイで旅行し、そのダイナミズムを感じたとのことです。90年代にはオートバイで6大陸を制覇する偉業を遂げています。99年からは自動車で116カ国を踏破しています。 これらの遍歴から「冒険投資家」との異名…

脚と目で投資

ジム・ロジャーズ氏は、ジョージ・ソロス氏とともにクオンタム・ファンドを立ち上げました。ファンドを離れてからは、世界中を旅して魅力的な投資対象を探し続けていることで有名です。ロジャーズ氏が自分自身で歩いて(車やバイクの旅行で有名ではあります…

ロジャーズ氏、王道のシナリオ

ロジャーズ氏は基本的に、中国やインドの台頭にともない、商品需給が逼迫するという極めてシンプルなシナリオに沿ったもので、投資の王道を感じます。 ちなみにロジャーズ氏は中国を有望な投資先として捉えていることから、娘さんに中国語を習わせるべく、シ…

出遅れ感のあるREITとコモディティ

リーマンショックからの回復過程のなかでは、新興国株式や債券の戻りが早く、REITやコモディティには出遅れ感がありました。しかしREITとコモディティともに、9月以降、一気に資金が流入してきました。出遅れ感がある分野に資金が流れてくるというのは、需給…

ジム・ロジャーズ

本日の日経新聞に著名投資家ジム・ロジャーズ氏の商品市況コメントが出ていました。高値を更新中の金は、今後10年間で1トロイオンス当たり2,000ドルを超えるとして、今の倍を予想しています。景気回復もありますが、回復しない場合でも過剰流動性により、イ…

スローライフその1.読書に耽る(12)

「つむじ風食堂の夜」を読みました。吉田篤弘さんの本で、2005年の初版ですので、相当ロングセラーになっています。とある架空の町、月舟町にある小さな食堂に集まる人たちの暖かい交流を描いた本です。舞台となる食堂は、いわゆる洋食屋なのですが、それ以…

非都市部への浸透

窓販でも、特に郵便局は、それまで投資信託に興味のなかった都市部以外、町や村といった非都市部の人たちにも、投資信託という商品を紹介したという点で、市場拡大への貢献はきわめて大きいと思います。ほとんどの都道府県に店舗を持つ証券会社や都市銀行は…

窓販による市場の拡大

日本の投資信託市場が、今世紀に入ってから急拡大した背景には、間違いなく銀行の窓販と、郵便局の窓販があります。投資信託は、証券会社だけのチャネルを使った特別な商品から、一気に一般的な金融商品への脱皮を図ったわけです。

民業圧迫?

郵政による金融事業は民業の圧迫につながるということが、民営化を進めた理由のひとつですが、投資信託の販売合戦の現状を見ると、どちらがどうなのかわかりません。個人的には投資信託のマーケットを大きく拡大させたという点で、郵政の参入はいいことだっ…

西川社長辞任

日本郵政の西川社長が辞任し、斉藤次郎元大蔵次官が選ばれたようです。元官僚ということで、早速自民党が大いに反発しているようです。 郵政政策の見直しについて、メディアではさまざまな議論が出ておりますが、民営化の流れを戻すことには否定的な意見が圧…

スローライフその4.芸術を極める(11)

ちょっと前のN響アワーで、オランダの女性バイオリニスト、ジャニーヌ・ヤンセンのコンサートの模様を放映していました。すごい迫力でした。チャイコフスキーとメンデスルゾーンのコンチェルトでしたが、テレビ画面を通じてもその情熱が伝わってきました。 …

急増する需要と株価

需要の増加がその国やその分野の企業の売り上げを伸ばし、利益を上昇させ、株価の上昇につながるわけですが、需要の増加が予想の範囲内で進んでいるのでは、株価へのインパクトはありません。ここで予想外のサプライズが必要です。 例えば予想を覆してオリン…

需要が増加するとは

需要が増加するということは、その国の国内経済(外需の場合もありますが)や、その経済分野が活性化し、さまざまなものが必要とされるようになるということです。 中国を例に挙げますと、沿海部では中間所得層が増加し、生活を向上させるために必要なものの…

業績が向上するとは

企業の業績向上とは利益の増加です。ある企業において、固定費が大きく拡大しない限り、売り上げが増加することが利益の増加につながります。売り上げの増加とは、その製品の需要が増加するということです。

スローライフその3.田舎に暮らす(11)

NHKのスペシャルドラマ、「白洲次郎」が3回シリーズで放映されました。春に2回までが放映され、その後吉田茂役の原田芳雄さんが病気になったために間が空いていましたが、ようやく9月末に3回目が放映されました。 ドラマのなかで、戦時中に疎開を兼ねて…

ウエイト変更とローテーション

オバマ大統領のノーベル平和賞授賞、たいへんおめでとうございます。核のない世界がなされれば、本当にすばらしいことだと思います。 さて、新興国関連ファンドでは、時によって中国やインドなどの内需関連国のウエイトを上げたり、時にはロシアやブラジルな…

長期的、持続的な成長

チャイナファンドのように一国の成長が長期的に期待される場合、環境関連ファンドのように一定のセクターの成長が、持続的に期待される場合には、ひとつの国、ひとつのセクターのファンドというものも成り立ちますが、それほど大きなトレンドと見込まれない…

テーマ型の投資信託

同じように一定のセクターに集中した投資を行う場合にも、そのセクターに分類される企業や、その分野に関連する企業の業績が向上することが見込まれる場合に、投資が行われます。そのようなファンドは、「テーマ型」と分類されることがあります。

一国の株への投資

株への投資とは、その企業の業績向上を見越して、その現在価値を割安と判断した場合に行われます。ある一国に集中して投資するファンドの場合、例えばチャイナファンドなどもそうですが、国全体の業績というものは、もちろんありませんので、その国で事業を…

スローライフその2.月並みながら旅に出る(11)

元気な地方カレー、金沢カレーについて以前に書きましたが、先日テレビで特集していました。あのコクはどこから来ているのか気になっていましたが、カラメルソースだそうです。早速家でチャンレンジしましたが、確かに近い香りがつきました。やっぱり本場に…