2010-03-01から1ヶ月間の記事一覧

サンデープロジェクト

毎年恒例のテレ部番組改編ですが、今年は長寿番組の終了が目立ちます。なかでも「サンデープロジェクト」と「エンタの神様」の終了は、それぞれ時代を作った番組であっただけに、一抹の寂しさを感じ、最終回は録画してみました。 サンデープロジェクトは、日…

ドバイショック

最近ではドバイにある現在世界一の高層ビル、ブルジュ・ハリファが完成したとたんドバイショックと呼ばれることになる事件が起きました。ドバイ政府が、政府系企業であるドバイ・ワールド社の債務返済繰延べを宣言したものです。これだけ重なりますと、偶然…

東京スカイツリー

今日の午前10時17分、東京は墨田区で建設中の「東京スカイツリー」が、東京タワーの333メートルを抜き、日本一の高さの建物になりました。2012年に開業するときには634メートルとなるので、まだまだこれからです。現在、自立式電波塔としては中国の広州にあ…

スローライフその2.月並みながら旅にでる(17)

通貨のヘッジはお金が旅行しているようなものです。円で投資したお金がアメリカでドルの債券を買い、ヘッジされてブラジルのレアルになる。 この通貨選択型のブームによりブラジルが身近に感じられるようになりました。ひょっとしたらブラジルの旅行者も増え…

ハードカレンシー

企業の発行する社債市場は、世界のほとんどがアメリカに集中しています。また新興国が発行する国債も、多くはアメリカで発行されます。それは日本の国債のように、国内に十分な金融資産があるのであれば、国内市場で吸収できますが、新興国の場合は必ずしも…

ドルをレアルに

具体的にはアメリカでドル建て発行される債券やREITをヘッジするものが多くなっています。 アメリカドルは金利が低いので、その低い金利からレアルなどの高い金利のものにヘッジすることで、金利差分をとりにいくというのが基本的な考え方です。 ではな…

通貨選択型

今年度の投資信託でもっとも注目されたのは通貨選択型のファンドでしょう。通貨選択とは、為替ヘッジを使って行います。 ただ円ではなく、ブラジルのレアルなど高金利の先進国通貨にヘッジするわけです。ですので円で投資した場合、為替のリスクがなくなるの…

スローライフその1.読書に耽る(17)

誉田哲也さんの「武士道シックスティーン」を読みました。めちゃめちゃ面白いです。来月映画になるらしいですが、成海璃子さんと北乃きいさんと、キャストがはまってますね。なんともまあすごいというか、何で女子高生の心理があれだけ描写できるのでしょう…

LIBOR

LIBORとは何かというと、London Inter-Bank Offered Rateの略で、ロンドン銀行間取引金利のことを表します。名前のとおり銀行間での取引レートです。銀行は仕入れのレートに利益を乗せて貸付を行いますので、その意味では結構低い金利水準になります。

同じ期間で交換

差し引き1%の金利差分を払うことで通貨を交換することができるといいました。 しかし金利といっても1ヶ月の金利と1年の金利、10年の金利はまったく違います。為替ヘッジを行う際には、当然ですが、同じ期間の金利同士を交換することになります、 通常運用…

為替ヘッジ

ヘッジとは単純にいうと、通貨を交換することです。 円でアメリカドルに投資する場合、ドルの外国為替リスクを被ることになるので、それを避けるためにドルを円と交換するというのが「円ヘッジ」です。 どうやって交換するかというと、金利のやり取りを行い…

春ですね!

すっかり春めいてまいりました。暑さ寒さも彼岸までとはよくいったもので、景気がどうなろうが春はきます。冬来たりなば春遠からじ。景気にも春が来てほしいですね。 春は旅たちの季節。進学や転勤。なかには海外留学や海外勤務される方もいるかと思います。…

スローライフその4.芸術を極める(16)

先日、歌舞伎を始めてみました。しゃっちょこばったものかと思っていましたが、意外と普通の舞台に近いもので、結構面白く見ることができました。 洋物は音楽でも美術でも結構親しんでいますが、日本のものは相当疎いです。日本人として情けないと思いつつ、…

リスクに見合ったリターン

リスクは、例えば毎月分配型投信のなかでも、今最も残高の多い先進国のソブリン債で運用するようなタイプのファンドの場合、日本株式と同じくらいのリスクがあります。先進国の、それも国債などの安全性の高い債券で運用するので、リスクは小さいようにも思…

毎月分配の原資

相変わらず毎月分配型ファンドが売れています。リーマンショック以前の残高を超える勢いです。 毎月分配型といっても、みな同じではありません。投資する対象によって、分配金の原資になるものが違います。代表的なものとしては、債券の金利収入が挙げられま…

資産運用の本場

資産運用や投資信託の用語はなぜ英語が多いのでしょうか。 それは資産運用の本場が、そもそもはイギリス、今はアメリカといった英語を使う国だというところからきています。資産運用が世界に広がっていく過程で、商品とともに英語の用語がそのまま他の国に輸…

資産運用と英語

また雪です。今年は首都圏の積雪が多いですね。これも温暖化の影響なのでしょうか。 さて資産運用の言葉には英語がよく使われています。説明する側としてはできれば専門用語を日本語におきかけ、分かりやすくしようと心がけるものの、訳した方がかえって分か…

スローライフその3.田舎に暮らす(16)

前に東南アジアへのロングステイの話を書きましたが、オーストラリアでも移民を奨励していることから、日本からのロングステイが増えそうです。オーストラリアは時差がなく、季節も反対なので日本の冬に暖かく過ごせるなど、リタイア後に2つ目の拠点として考…

アジアにはアジアの成長

もともとアジアの国々は、欧米というかヨーロッパとは違った発展形態をとってきました。紀元ゼロ年の世界のGDPにおいては、中国とインドを中心としたアジアのシェアが6割を超えていたという話もあるようです。この辺りが同じBRICsでも欧州系のロシ…

発展とは西欧化?

かつて発展途上国とよばれた国々は、さらにその前には未開発国とか、後進国と呼ばれていました。何を持って「遅れている」というのか、「発展していない」と位置づけるのかというと、イギリスやフランス、ドイツのような当時の西ヨーロッパ、もしくはアメリ…

発展してしまった国々

英語だとちょっと語感が変わってきます。今で言う新興国はかつて発展途上国と呼ばれました。 発展途上国は、英語ではDeveloping Country、つまり発展しつつある国となります。先進国はDeveloped Country、つまり発展してしまった国です。特に人口が減少する…

先進国と新興国の間

先進国の輪が広がり続けると、世界中ほとんどの国が先進国となる日が来るかもしれません。例えば生活水準からいうと、いつの日にか、世界のどの人たちも、今の日本の暮らしレベルに並ぶかもしれません。 先進国と新興国という分け方だと、ちょっとくくれない…

スローライフその2.月並みながら旅にでる(16)

オリンピックが終わってしまいました。 今回は冬季オリンピックとして、いつも以上に盛り上がった感じがします。もちろん長野や札幌のときは今回以上の盛り上がりだったのでしょうが、長野以降、メダルが取りづらくなったこともあり、何だか注目が落ちていた…

先進国の広がり

先進国が世界経済の足をひっぱることになったのはいつからのことでしょうか。15世紀から始まる大航海時代以降、世界経済のリーダーは常に先進国でした。先進国の輪が広がり、ヨーロッパからアメリカへ、アメリカから日本へと、世界経済の牽引役も替わってき…