2008-01-01から1年間の記事一覧

運用哲学

定性評価にはさまざまなものがありますが、まずはなんといってもそのファンドもしくはその運用会社の「運用哲学」です。大きな運用会社はさまざまな投資信託を運用していますので、ひとつの哲学としてくくれないものもありますが、中小のブティック型運用会…

スローライフその4.芸術を極める

無理です。書いてみただけです。 極めるのは無理でも楽しむことはできそうです。昔からさまざまな楽器にチャレンジしてきました。ということはどれもものにならなかったということでもありますが、もっとチャレンジしたいです。 特に管楽器にチャレンジした…

ファンド・オブ・ファンズの評価を参考にする

さて運用実績など数値で表すことができるもの以外で、運用の力を見極めるのはなかなか難しいものです。投資信託のなかには、直接株や債券で運用するのではなく、別の投資信託を組み入れて運用するものがあります。ファンドのファンドですので、「ファンド・…

インデックスに勝っていればいいのか

目標としているインデックスと比較して、常にリターンが上回っている投資信託が必ずいいかというと、そうとも言い切れません。リターンを上回っているその背景が問題です。極端な話、たまたま上回っていただけかもしれません。そんな場合は、今度はしばらく…

日本株以外のインデックスは分かりにくい

日本株インデックス以外のインデックスは、少々分かりにくいです。 まず債券です。株と違って債券というのはひとつの発行体、つまりひとりの資金の借り手が、いろいろな条件で、何回も発行します。典型が国債です。日本の国債でいうと、日本国が毎月毎月さま…

スローライフその3.田舎の別荘で暮らす

これはとてもハードルが高いのですが、別荘暮らしにあこがれています。 箱根や軽井沢はとても手が出ませんが、探せばいろいろあるようです。田畑に囲まれて暮らしていたわけではありませんが、もともと田舎の生まれですので、多少不便でも問題ありません。 …

日本株のインデックス

投資信託が指標とする指数のことを、「インデックス」といいます。日本株ではTOPIX[(東証株価指数)以外に日経平均株価が有名です。 日経平均株価とは東京証券取引所第一部に上場する企業のなかから、日本を代表する225社の株価を平均したものです。 今は8,…

指数との連動率

リスク分のリターンの考え方でファンドを選ぼうと思っても、今はほとんどの投資信託がマイナスリターンとなっていますので、実は比較のしようがありません。 このようなときには、市場が回復してきたときにきちんと戻ってくるのかどうかがひとつの指標になり…

シャープなシャープレシオ

リスク分のリターンに近い考え方で投資信託の基準を測るもののひとつが「シャープレシオ」です。資産運用でノーベル経済学賞を受賞した、ウィリアム・フォーサイス・シャープ博士が提唱したものです。 リスク分のリターンとの違いは、使用するリターンにあり…

リスクの説明が小難しい

リスクとはリターンのぶれをいう。なんて説明をされたことありますよね。私もそうしたことがあります。リターンの標準偏差をとってリスクをあらわすことが多いので、このような説明になります。 しかし一般に投資のリスクというと、やっぱり元本割れすること…

スローライフその2.月並みながら旅にでる

リタイア後にやりたいことの2つ目は旅行です。私だけでなく、ほとんどの皆さんがリタイア後にやりたいことの1つに挙げられるのではないでしょうか。 現役時代にはまとまった時間をとるのは難しいものです。また夏休みやお正月など、オンシーズンには運賃も宿…

ドルコスト平均投資をしながら追加投資

リスクプレミアムが将来得られるのであれば、マイナスリターンが続いている今のようなときこそ、投資のタイミングだと考えられます。 しかしドルコスト平均投資で株式投信や変額年金を買っているのに、さらにタイミングを捉えて追加投資するのは、リスク分散…

株のリスクプレミアム

人はなぜ株のような値動きの激しいものに投資をするのでしょうか。 それは預金のように安全だけれども、わずかな金利しか入ってこない金融商品よりも、長い目で見た場合はリターンが大きいからだ、人はそう思っているからこそ投資するのだ、という考え方があ…

積立投資の効果

投資信託や変額年金を通して投資する場合、「何を買うのか」は運用会社が決めてくれるけれども、「いつ買うのか」は自分で決めなければならないと書きました。 しかしいつ買うのかがわかれば、苦労はありません。 そこで積立投資です。毎月毎月決まった金額…

人的資本を生かして積立投資

40を超えてからはさすがに「若手です」とは言えなくなりました。多少は収入も増えましたが、支出は教育費を中心にさらに大きく増えました。投資をするにも限界があります。 モノの本を読むと、各年代の適正な株式投資比率は「100−年齢(%)」だと書いたもの…

スローライフその1.読書に耽る

アーリーリタイアメントのその後、やりたいことはたくさんありますが、そのうちの一つが読書です。なんだか面白みがなくて申し訳ない感じがしますが、山あいの鄙びた旅館の一室で川のせせらぎをバックに、または海沿いの喫茶店で波の音を聴きながら、読書に…

何を買うのか、いつ買うのか

投資をするに当たっては、何を買うのか買わないのか、いつ買うのか売るのか、という2つの観点が大切です。投資信託の場合、日本株の投資信託だとかグローバルな国債だとかカテゴリーさえ決めてしまえば、何を買うのか買わないのかについては運用会社が決めて…

投資信託の魅力

投資信託の魅力には、金額が小さくても投資できるとか、分散投資できるというのもありますが、私は運用を人に任せることができるという点をもっとも魅力的に感じます。 世界経済がグローバル化し、よほどのドメスティックな企業でない限りは、その影響を受け…

アーリーリタイアメント

20代のときには、50歳で引退しようと夢見ていました。40代になった今、60歳のリタイアすら見えてきません。 仕事がきらいなわけではありません。どちらかというと好きなほうですし、やりがいも感じています。ただし人生のすべてであると考えているわけでもあ…

スローな資産運用

世界中の株式市場、外国為替市場が激しい動きを続けている今、金融はまさに未曾有の危機。なにが危機かというと、ようやく投資の世界に足を踏み入れようとしていた投資初心者の人たちと、貯蓄から投資への流れをつくろうとしていた国や金融業者との間の溝が…