2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

CTAの魅力

CTAは相場の方向を読んで、先物を売り買いします。売り買いのタイミングを決定するのに、テクニカル分析を使うことが多くなっています。この手法をとる運用者には「シカゴ派」ということばもあるくらい、先物市場が発達したシカゴを中心として広がってい…

CTAとは

「CTA」という運用戦略が注目されています。CTAとは聞きなれない言葉ですが、コモディティ・トレーディング・アドバイザーの頭文字で、日本語に直すと商品投資顧問業者となります。 CTAは商品や金融の先物を使って売買する手法をとりますが、手法そ…

スローライフその1.読書に耽る(6)

読書する場所は主に4か所。まず電車のなか、そしてレストランなどで料理が出てくるまでの待ち時間、休日の午後ベッドの上で、そしてトイレ(汚くてすみません)。つまり机の上では読みません。 いずれもハードカバーは読みづらい場所ですので、いきおい文庫…

次の衆議院選挙で新たな選択

間違いなく秋までには開催される総選挙ですが、次の選挙は新たな日本のステージを考える上で、とても大事なものになることでしょう。高齢化を迎えるこの国は、さらなる高みを目指すのか、現状を踏まえて立ち止まるのか、方向転換するのか、さまざまな選択肢…

新たなステージに上ろうとした日本

日本の国は自由主義経済を掲げながらも社会主義的な側面を持つ、特殊な経済体制でしたが、ここ数年で大きく規制緩和が進みました。そういった意味では、日本は新たなステージに登ろうとしていたのかもしれません。さあ、体制はできた。これから競争に打ち勝…

自由主義と社会主義の間

草薙剛さんの事件は本当に残念です。本人にしかわからない相当なプレッシャーがあったのではないかとも思いますが、関連株の株価を大きく下げることになるとは、アイドルが社会に与える影響は相当なものですね。 さて自由主義的な経済政策と、社会主義的な経…

東西冷戦の後で

中国のように大きな政府の経済政策が受け入れられている背景に、自由主義の限界を感じる人もいることでしょう。しかし景気が上昇してきますと、またぞろ自由主義的な政策が好まれることでしょう。経済の本質は、自由主義的な面も社会主義的な面も常に持って…

スローライフその4.芸術を極める(5)

急激な回復を見せた世界の株式市場ですが、ちょっと一息つきそうな気配です。前の安値が底かどうか、明確になることでしょう。 日曜朝のロングラン番組「題名のない音楽界」でショパンのノクターン特集が組まれていました。ショパンのノクターンというと第2…

最も大きな政府、中国

大きな政府が求められている今のような状況において、最も「大きな」政府は中国政府です。政府主導で、瞬く間に財政出動がなされています。国会審議で足踏みをするわが国と比べるとよくわかります。 だから中国の株価が最も早く回復しているのではないでしょ…

大きな政府

反対に経済が停滞する局面では、政府の活躍する場面が増えます。特に銀行や産業界に大きな影響を与える大企業に対し、株を買ってでも信用保証をするという動きが出てきます。 欧米諸国で今起きている現象で、いわゆる大きな政府志向であるといえます。

小さな政府

景気のいいときには、どちらかというと完全自由主義的な政策が好まれます。規制緩和や減税を通じて、民間活力を活性化させる、いわゆる小さな政府志向です。 アメリカではクリントン政権や、日本では小泉政権がこれらの政策をとっていました。

上がる中国株式市場

まだまだ煮え切らない先進国市場を尻目に、中国株式市場が大きく回復しています。 オバマ政権始め各国とも大規模な景気刺激策を打ち出していますが、株価の戻りには大きな較差が出ています。 なんと言っても中国は、4兆元という、GDPの規模からみても極…

スローライフその3.田舎に暮らす(5)

東京近郊のリゾートはとても高値です。箱根、軽井沢はもとより、三浦半島や富士五湖近辺も手が出ません。穴場は外房と栃木県北部だと思います。 外房はアクアラインが1,000円になったこともあり、手軽にいける地域になりました。海、山に温泉もあり、食べ物…

バイオマス

太陽光発電や、風力発電と並ぶのが「バイオマス」です。これは植物や動物の糞などを原料に、発電機を回すものがひとつ。もうひとつはアルコールを精製してエネルギーに使うものもそうです。 これらの原料は、毎年育てることができるので、計画的であれば無限…

昔は全てがクリーンエネルギー

考えてみれば電気がなかった昔は、家庭で必要とするエネルギーのほとんどをクリーンエネルギーに頼っていたのではないでしょうか。南向きの窓から暖かい太陽光を入れるのも、反対に夏に庭木で木陰を作るのも、そして洗濯物を干すのも太陽エネルギーです。風…

太陽光と風力

太陽光発電は、名前のとおり太陽光という、地球が続く限り無限に与えられるエネルギーを、電気に変えるというものです。風力発電は、風を巨大な風車で受け、動力とするもので、この2つがクリーンエネルギーの代表格だといえます。もっとも風を起こすのも太陽…

クリーンエネルギー

環境関連企業の裾野は広がっています。なかでもグリーン・ニューディール政策によって注目が集まっているのが、「クリーンエネルギー」分野です。石油や石炭、天然ガスといった化石エネルギーに頼らず、二酸化炭素を発生させないエネルギーをこう呼びます。 …

スローライフその2.月並みながら旅にでる(5)

アクアラインが1,000円になったので、房総に行きました。どこにいっても魚がおいしい。これは私にとって房総最大の魅力です。東京の有名店だと1人分くらいの値段で、同等(以上かも)の食を家族全員で楽しむことができます。ホテルに入るととたんに高くなる…

エネルギー政策は安全保障

グリーン・ニューディールが地球環境と人類の未来を考えただけの政策かというと、そんなことはありません。その裏には大いなるエネルギー政策があります。 欧米諸国にとって、エネルギー政策はイコール安全保障につながります。今のEUも、もともとは石炭を…

環境に強いヨーロッパ

環境関連投信には、ヨーロッパの企業のウエイトが高いものが多いようです。アメリカは今でこそオバマ新大統領の下でグリーン・ニューディールを掲げていますが、ブッシュ政権時代は京都議定書から一方的に離脱するなど、環境問題には消極的でした。 ヨーロッ…

環境関連のまとめ

もう一度整理をしますと、 ■90年代終盤のエコファンド…企業の使命としての環境対策。世紀を超えた取り組みで、メセナやフィランソロピーの色彩が強い。 ■2007年の環境関連ファンド…環境対策として地球温暖化を防止し、サスティナビリティを追及する、長期的…

グリーン政策

一昨年ブームとなった環境関連投信とグリーン・ニューディール関連の投資はどう違うかというと、それは銘柄選択の基準にあります。 かつてはやったエコファンドと比べると、環境関連投信は、サスティナビリティをキーワードに、変革のなかで生き残りを図る企…