2010-01-01から1ヶ月間の記事一覧

アジアシフト

日本はとにかく、これらのアジアに最も近い場所にいる先進国です。この地の利を生かさない手はありません。日本の企業はすでにアジアシフトを敷いています。日本経団連もアジアシフトを打ち出しました。 投資もアジアシフトの時代が始まりつつあります。特に…

世界人口の約半分

豊富な内需という意味では、東アジアから南アジアにかけてのこの地域は、世界人口の約半分を占めますし、特に中間所得層が拡大しているということで、他の追随を許さないものがあります。人口が多く、まだ成長の途上ということは、これからインフラ投資が必…

群を抜く東アジアから南アジア

日経ヴェリタスE100は、BRICsに続く地域として、アジア、特に東アジアから南アジアにかけての地域と、南米に注目しているようです。注目テーマとしては消費、資源・農産品、インフラを取り上げています。先進国の景気に左右されない内需を持ち、低い賃…

日経ヴェリタスE100

今週の日経ヴェリタスの巻頭特集は、「新興国 時代の100社」でした。今後10年の成長ストーリーを探り、株価が大きく値上がりする可能性のある企業を「日経ヴェリタスE100」として選定しています。 国別には中国、インド、ブラジルの順に、BRICsの3カ国…

スローライフその1.読書に耽る(15)

JALといえば「沈まぬ太陽」。山崎豊子さんですね。映画は見ましたが、実は小説は読んでいません。読もう読もうと思っていましたが、映画を見てしまった後では何だか気力がうせました。長いですからね。文庫で5巻。一月近くかかるかもしれません。こうい…

表に出る

JALの問題もそうですが、民主党政権になって、いままで隠れていたことが大きく取り上げらるようになっています。企業でもよくあることですが、より緻密な仕事をすればするほど、ミスの発覚も増えるものです。表に出てくる事象だけで判断しないようにしよ…

成長産業だったJALがなぜ

日本株といえばJAL。JAL問題は稲盛京セラ名誉会長の就任で転機を迎えたようですね。後は大幅減資をした後、上場が維持されるかどうかが焦点です。しかし世界の翼JALがこのようなことになろうとは、誰が想像したでしょう。20年前、10年前でも、航空…

日本株復活?

年が明けて日本株がちょっと元気になってきたようです。 政治も経済もあまりいい材料はないのですが、株価は比較的堅調です。株価には先見性があると言われますが、ここから先の日本の政治、経済を読み込んでいるのでしょうか。

スローライフその4.芸術を極める(14)

お正月休み、映画「のだめカンタービレ最終楽章・前編」を見ました。(知っている人だけに申し訳ありませんが)千秋がマルレ・オケの常任指揮者に就任し成長していく姿を隣で見ながら、コンセルヴァトワールでピアノを勉強しつつ、千秋との距離が広がってい…

環境に生かす

お正月の紙面をにぎわせたのは、「新興国」とともに、「環境問題」でした。これから期待される技術のなかでも、特に環境関連の技術は、政策投資の流入や各企業の設備投資も期待でき、大いに期待したい分野です。子育て支援は国の将来を左右するものですが、…

日本の技術

日本への投資はダメダメなのでしょうか。老後資金など日本国内で使う予定のお金であれば、日本の株や債券で運用することは必ずしも悪くはありません。国内経済はインフレを予想していませんので、経済成長率に見合いさえすれば、低い金利も、株価の上昇率で…

積み残し案件

今年の世界経済は、昨年から積み残された課題の整理から始まります。件のG20は、昨年の会合で採択された不均衡是正のための政策を今月までにまとめなくてはなりません。提出された政策や成長見通しは、4月の会合で評価されることになります。 また12月の…

10年代の幕開けに

さあ20「10年代」の幕開けです。 今年のお正月は、どの新聞も「新興国」一色でしたね。リーマン後の世界経済のリード役は明らかに中国ですし、これからの消費地としては中国、インドなど、BRICs諸国を中心としたアジアが延びることも明白です。90年代は…