2009-03-01から1ヶ月間の記事一覧

スローライフその1.読書に耽る(5)

読書量が減っています。なんだかばたばたしているうちに日々が過ぎていきます。ここのところ週に一冊のペースです。そんなわけで昨年買った真藤順丈さんの「地図男」を先週読みました。本の雑誌、ダ・ヴィンチの文芸賞を受賞した際の新聞の書評でべた褒めし…

グリーン・ニューディール

環境関連といえば「グリーン・ニューディール」です。オバマ大統領が打ち出したこの政策は、金融危機のなかでほとんど唯一の好材料ということで、株式市場関係者の注目を一気に集めました。そのために、一昨年全盛を誇った環境関連投信が、また注目を集めて…

持続可能性

持続可能性、英語ではサスティナビリティといいますが、これが環境関連投資信託のキーワードとなっています。地球環境が変化しても生き残っていける企業、すなわちサスティナブルですし、人類が生き残っていけるような技術を持つ企業、これもサスティナブル…

環境関連投資信託

テーマ型のなかでも、一昨年から特に注目されているのが環境関連の投資信託です。90年代の最後にもエコファンドがはやったことがありましたが、そのときとの違いは組み入れ銘柄の選定にあります。 かつてのエコファンドは、環境対策に熱心な企業の組み入れが…

テーマ型の投資信託

国際経済のパラダイムシフトが起きているといわれて久しいです。21世紀の経済の枠組みは、20世紀までと違うということを指しているようです。 新しいパラダイムを意識してか、ここ数年、テーマ型の投資信託の設定が増えています。従来、テーマ型というのは、…

スローライフその4.芸術を極める(4)

油絵を描くには絵の具とともに筆が大切です。繊細な表現もできるやわらかい毛を持つたぬきやてんなどは、とても高く、しかもすぐに筆先がやわになり、長持ちしません。 私のような素人は、豚毛で十分ですが、それでもそんな長持ちするわけでもありません。ど…

祝!WBC連覇!

やりました!WBC連覇です。ここまで今ひとつ調子に乗れなかったイチローが、最後は決めました。ドラマですね!前回は優勝とは言え、大いなる敗者復活を遂げてのものでしたが、今回は早め早めに次のステージへの進出を決め、後は韓国だけ、という状況でし…

エコノミストのチーム化

エコノミストはさまざまなファンダメンタルズデータから、経済環境を予測していきますが、最近はグローバル化のため、データが膨大になっています。サブプライム問題以降は、一般紙でも米国の雇用統計やFRBの政策金利決定のニュースが報道されるようにな…

アナリストの人柄

アナリストが行う企業調査は、机上だけでできるものではありません。財務担当者とのミーティングはもちろん、売り場の視察や工場訪問、さらにはトップマネジメントへのインタビューを通じて、企業を分析していきます。 アナリストに必要な資質としては、財務…

スローライフその3.田舎に暮らす(4)

梨木香歩さんの小説「西の魔女が死んだ」をDVDで見ました。すばらしいと思った小説は、映画化されるとちょっと印象が違うなと感じることが多いものですが、この映画は違いました。小説の世界そのものが想像通りに映像で再現されており、本当に見事でした…

エコノミストとアナリストの業務分担

兜町で90年以上経営を続けていた千代田書店が閉店していました。本日のニュースで知りました。兜町で働いていたのは長くないのですが、金融関係の書籍が充実しているので、よく利用していました。さびしい限りですね。 トップダウン・アプローチで用いるマク…

ボトムアップ・アプローチ

ボトムアップ・アプローチとは、個別企業の調査を基にした分析によって、個別銘柄のピックアップを行い、それを積み上げてポートフォリオを組むアプローチです。これも個別企業の分析のためには、その企業が事業を展開している地域のマクロ経済見通しや、市…

トップダウン・アプローチ

トップダウン・アプローチとは、マクロ経済の予測を基に、資産や業種ごとのアセット・アロケーションや個別銘柄の選択を行う手法です。基になるデータは、経済指標や株価、金利、為替などマーケットの指標などがあります。 中国の経済予測が他の国々より高け…

トップダウンとボトムアップ

ファンダメンタルズ分析はまさに運用の基本です。マクロ経済分析や企業分析の結果を運用判断に活かしていくということです。分析結果から運用判断にいたるアプローチは、大きくトップダウンアプローチとボトムアップアプローチに分かれます。しかし目論見書…

スローライフその2.月並みながら旅にでる(4)

日経平均の7,000円割れはひとまず回避したようですが、まだまだ油断はできません。投資信託中心とはいっても、金融商品販売の仕事をしていると、ウィークデーはもちろん、休日でも世界のニュースが気になります。 リタイアしたら、オフシーズンに旅行ができ…

シカゴのチャート

今年の9月に、全国23の天文台が協力して、宇宙人の一斉探査に乗り出すそうです。いいですね!景気の悪い話や、混乱する政治の話ばかりがニュースとなるなか、とても前向きな明るいニュースだと思います。かぐや姫に始まり、昭和ではウルトラマン、宇宙戦艦ヤ…

テクニカル分析

吉田阪神優勝時に道頓堀に放り込まれたカーネルおじさんが、24年ぶりに見つかったとのこと。当時は大阪に住んでいたのですが、関西の全てのテレビがオールナイトで阪神優勝を取り上げていたのを覚えています。当時の株価は日経平均で12,000円くらいしていま…

罫線分析

しかし下がりますね。日経平均はついに7,000円の攻防となりました。 チャートで見ると次の節目は6,300円とのこと。チャート分析とは日本語で言うと、昔から株価分析でよく使われてきた「罫線(ケイ線)分析」です。いろいろな分析方法がありますが、一般的に…

ファンダメンタルズ分析

ファンダメンタルズ分析というと難しそうにも聞こえますが、まさに運用に必要な、各経済指標の分析や企業財務の分析のことを指します。ファンダメンタルズを日本語でいうと、基礎的条件となります。 運用会社のエコノミストやアナリストが日常業務として行っ…

スローライフその1.読書に耽る(4)

ニューヨークに引き続き日経平均株価も260円も下げてしまいました。なんだかんだいっても手持ちの資金はほとんどが投資信託や関連商品になっていますので、キャッシュがないのが本当に残念です。今、手持ちの資金がある人がうらやましいです。 さて三崎亜記…

テクニカルとファンダメンタルズ

各資産の価格の動きをあらわす「チャート」の分析から、投資の意思決定を行う手法を「テクニカル分析」といいます。 また企業の分析や経済環境全体の分析から投資の意思決定を行う手法を「ファンダメンタルズ分析 」といいます。 一般の投資信託はファンダメ…