スローライフその1.読書に耽る(12)

 「つむじ風食堂の夜」を読みました。吉田篤弘さんの本で、2005年の初版ですので、相当ロングセラーになっています。とある架空の町、月舟町にある小さな食堂に集まる人たちの暖かい交流を描いた本です。舞台となる食堂は、いわゆる洋食屋なのですが、それ以外のシーンは、どのシーンも静かさが漂う、独特の雰囲気を持つ物語でした。季節でいうと秋から冬にかけて読むのがいい本だ思います。
 映画化され、来月からぱらぱらと公開されるようです。