2010-02-01から1ヶ月間の記事一覧

回復は新興国から?

2009年のマーケットは景気の本格回復を見据えたかと思いきや、2010年に入って早々、世界の株式市場は軟調な展開が続いています。 2008年の金融危機は先進国の米国発、2009年の回復は新興国の中国発、2010年に入っての調整は先進国のヨーロッパ発。この後の回…

スローライフその1.読書に耽る(16)

話題の「食堂かたつむり」を読みました。予想通りの展開で、安心して読むことができました。調理の描写はすごいですね。素材の厳選のみならず、調味料まで徹底した自家製を貫く様子は、さぞかしたいへんなことでしょう。一日一組限定だとしても調理の時間は…

IFA

運用サイドで独立系運用会社が出てきたのと同様に、販売においても独立系の投信販売者が出てきています。独立系フィナンシャル・アドバイザーということで、IFAと略されます。 まだまだ大きな勢力にはなっていませんが、銀行、郵貯に加え、IFAが活躍す…

郵貯で広がる投資家層

スピードスケート、やりましたね。上村選手も残念な結果に終わり、またまた前回のオリンピックのいやなイメージが重なっていただけに、長島選手と加藤選手には日本全体が救われた感じがします。 さて1月の郵貯の投信純流入額が、大きく増えているというニュ…

がんばれ独立系

それだけにがんばっていた浪花おふくろ投信、かいたく投信、楽知ん投信3社の合併は、少々残念に感じました。 ただここでしっかりと経営基盤を固め、次の展開に備えると言うことだと思いますので、独立系の運用会社には大きな声援を送りたいと思います。

独立系運用会社

国内の運用会社も外資系も、そのほとんどが金融機関系の運用会社だといえます。 そのようななかで、国内の独立系運用会社は数少ない存在です。有名なところでは「さわかみファンド」のさわかみ投信がありますが、ほかにもシンプレクス・アセット・マネジメン…

スローライフその4.芸術を極める(15)

NHK交響楽団の名誉指揮者を務めたこともあるオトマール・スイトナー氏が亡くなりました。先日のN響アワーはスイトナーさんの追悼でした。私がN響アワーをもっともよく見ていたときにの指揮者でしたので懐かしく聴きました。 番組ではブラームスの交響曲…

外資系運用会社

一方で外資系運用会社も、90年代に入って数多く日本に進出してきました。そのほとんどが、アメリカ、イギリス、フランス、スイス、ドイツの運用会社で、それ以外の国はほとんどありません。 アメリカは資産運用大国と言うことで、30近い運用会社が日本に…

金融機関系運用会社

日本の場合、ほとんどの運用会社が金融機関系か外資系です。金融機関系のなかでは証券会社系がもっとも長い歴史をもっています。反対にいうと、投資信託の歴史のなかで、ほとんどの期間は証券会社系運用会社しか存在しなかったともいえます。 90年代に入っ…

独立系運用会社の合併

独立系運用会社としてがんばっていた浪花おふくろ投信、かいたく投信、楽知ん投信の3社が、4月1日付けで合併するというニュースがありました。日本には独立系の運用会社が少なかっただけに残念なニュースです。合併によって一層の活躍をお祈りいたします。

スローライフその3.田舎に暮らす(15)

日本からの物理的かつ精神的な距離感から、東南アジアへのロングステイがブームです。一般的な年金で十分な生活ができる物価や、食べ物が近いこと、医療が充実していることなどがその理由です。

エマージングの多極化

エマージングのフロンティアを追いかけてみると、BRICs諸国との違いが鮮明です、まだまだ少ない1人当たりGDP、安定性を欠く企業成長、未発達なインフラの一方で、美しい人口ピラミッド、手付かずの資源と、本来の新興国の魅力が際立ちます。もはやB…

ヨーロッパはアフリカ

日本とアジア、アメリカと南米の関係は、ヨーロッパから見るとアフリカです。歴史的なつながりは植民地も含めた相当なものですし、投資の実績もあります。 では日本からもアメリカからも、そしてヨーロッパの個人投資家からも等しく注目されているエマージン…

日本とアジア、アメリカと南米

エマージング市場の見方は、投資する地域によっても異なるようです。 今のところ先進国から新興国へと投資のベクトルが向いています(近い将来、この構図自体も変わることと思いますが)。日本から投資するには、何といっても中国、インドなど、東アジアから…

スローライフその2.月並みながら旅に出る(15)

旅行も、これまで以上にアジアにシフトする人が増えてくることでしょう。すでに日本人の渡航先ナンバーワンは中国です。東南アジアもどんどん増えています。インドはまだまだですが、これからの期待が高まります。これらの地域はなんといっても「安い」。同…

EEMEA

東アジアから南アジアにかけての地域と並んで注目されている地域がEEMEAです。East Europe、Middle East、そしてAfricaの頭文字になります。これらの国に共通するのはまだ手があまりついていない天然資源です。