環境に強いヨーロッパ

 環境関連投信には、ヨーロッパの企業のウエイトが高いものが多いようです。アメリカは今でこそオバマ新大統領の下でグリーン・ニューディールを掲げていますが、ブッシュ政権時代は京都議定書から一方的に離脱するなど、環境問題には消極的でした。
 ヨーロッパは歴史的に環境保護の意識が高く、特にクリーンエネルギー分野でのビジネス化も進んでいました。風力発電バイオマスなど、その分野だけで事業を築き上げてきた企業が数多くあります。日本も欧州に近い立場ですが、まだまだ大企業がその一部の事業として、環境関連事業に取り組んでいる状況です。