一人当たりGDP3,000ドル

 中国のGDPを語るとき、「GDPは確かに大きいけど、人口が多いからね」という人がいます。確かに一人当たりGDPではまだまだ日本の10分の1程度の水準です。
 しかし一人当たりGDPが3,000ドルを超えると、経済成長や都市化が加速すると言われます。中国では昨年、この3,000ドル水準を越えてきました。
 ちなみに日本は1975年に3,000ドルを超えました。オイルショックの後、最後の高度成長を遂げようとしていたときです。