スローライフその4.芸術を極める(13)

 先週のN響アワーは、ネルロ・サンティさんの指揮による「バレエ組曲火の鳥」の演奏でした。サンティさんはほとんど頭と胴体を動かさず、腕だけで指揮をします。それでいて大きな盛り上がりも、繊細な表現も思いのままです。不思議なものです。
 一般に指揮者は堅田全体を動かす人が多く、首を痛める人も多いようですが、こんな四季報、間違えました指揮法もあるんですね。「終曲」は圧巻でした。サンティさんは来年も来日されるようです。