真っ暗な3月前半

 年末にかけてリーマンショックもようやく落ち着き始めたと思いきや、今年の金融市場は正月明けから一進一退、または一進一・五退の状態が続きました。その暗雲が最も厚みを増したのが、3月の前半ではなかったでしょうか。このような状態ではスローな資産運用といえども、不穏な考えが頭をよぎります。やっぱり株は死んだのではないか。ドルもそうではないか。海は死にますか。山は死にますか。教えてください、と。
 ところが春一番も吹き始めた3月後半から、状況は劇的に変わります。