10年代の幕開けに

 さあ20「10年代」の幕開けです。
 今年のお正月は、どの新聞も「新興国」一色でしたね。リーマン後の世界経済のリード役は明らかに中国ですし、これからの消費地としては中国、インドなど、BRICs諸国を中心としたアジアが延びることも明白です。90年代はG7にロシアが加わったG8の時代でしたが、10年代は間違いなくG20の時代となることでしょう。
 新しいパラダイムの下、世界経済はどのように進んでいくのでしょうか。少なくとも日本国内に投資するだけでは、今年も大きなリターンは期待薄です。今年はさらに成長性の高い海外への投資を増やしていく必要がありそうです。