スローライフその2.月並みながら旅に出る(15)

 旅行も、これまで以上にアジアにシフトする人が増えてくることでしょう。すでに日本人の渡航先ナンバーワンは中国です。東南アジアもどんどん増えています。インドはまだまだですが、これからの期待が高まります。これらの地域はなんといっても「安い」。同じ豪華ホテルでもアジアであれば欧米リゾートの半分程度ですみます。そして「時差」が小さいこと。若いときはともかく、ある程度の歳で短期間の旅行となると、長い時差は厳しいものがあります。そして「食」。中華料理、インド料理、ベトナム料理、タイ料理などは、フランス料理以上になじみ深いものではないでしょうか。