株主優待か毎月分配か

 映画にこだわるのではなく、コンサートや観劇、または野球観戦に、ということであれば、やっぱり毎月分配型投信ですね。ただ映画だけであれば株主優待も高利回りになります。昨日の東急リクリエーションの場合、優待券を実費に替えて利回り換算すると、年率10%を超えます。
 確かに毎月分配型投信でも、最近は分配利回りが10%を超えるものも多くなりましたが、これらの多くは過去のキャピタルゲインの蓄積が分配原資の一部になっているものです。通貨選択型の場合、過去の原資ではなく、当該通貨とハードカレンシーの短期金利差が原資の一部になっていますが、その裏には為替のたいへんなリスクがあります。