人的資本を生かして積立投資

 40を超えてからはさすがに「若手です」とは言えなくなりました。多少は収入も増えましたが、支出は教育費を中心にさらに大きく増えました。投資をするにも限界があります。
 モノの本を読むと、各年代の適正な株式投資比率は「100−年齢(%)」だと書いたものがあります。45歳だと100−45=55となり、全金融資産の55%は株に投資をしてもいいということです。
 しかし実際、日本の株や株式投信の投資家のほとんどは60歳を超えた世代です。なぜならばお金があるからです。株式投資比率は資産の多い人ほどか高くなるということも真実ですので、このことは悪くはないと思います。
 では若い世代が投資する根拠は何でしょうか。
 それは「人的資本」と呼ばれるもので、将来の労働の対価をあらわします。若い人ほど、まだまだ働いくことができますので、投資で多少マイナスになっても大丈夫、という理屈です。そういった意味で、私の投資はほぼ100%株式関連です。株や株式投信も持っていますが、変額年金、確定拠出年金を通じて毎月積立投資しています。その投資対象も株式投信です。