国外への投資

 フォーリン&コロニアル・ガバメントボンド・トラストが設立された当時のイギリスと同じく、今の日本も経済は成熟し、国内の投資だけでは、十分な収益が得られなくなっています。特に株式市場はいまだに1989年末の最高値の4分の1以下の水準にありますし、金利は10数年間にわたってほとんどゼロに近い水準が続いています。
 しかし国外に目を向けると、BRICsに代表される新興国や資源国など、高い経済成長を続けている国々が数多くあります。だからこそ国外に投資することに意味があるわけです。