毎月分配でも分散

 金利の高さが魅力のハイ・イールド債券の場合、場合によっては組み入れている債券の発行企業のうち何社かが倒産することもあります。新興国エマージング)の債券では、企業ほどではなくとも、ある国がデフォルト、つまり債務不履行におちいることもあります。そんなときでも、数多くの債券に投資していますと、他の高い金利で少数の元本既存部分を補うことができますので、結果として運用は安定することになります。これが分散効果です。