世界人口の約半分

 豊富な内需という意味では、東アジアから南アジアにかけてのこの地域は、世界人口の約半分を占めますし、特に中間所得層が拡大しているということで、他の追随を許さないものがあります。人口が多く、まだ成長の途上ということは、これからインフラ投資が必要ということですが、日欧米との貿易で獲得した資金を元に、政府も企業も資金は潤沢です。資源やエネルギーも相当ありますが、これは内需で消費されるものも多く、輸出という観点では南米やロシア、南アフリカに軍配が上がるでしょう。