金融機関系運用会社

 日本の場合、ほとんどの運用会社が金融機関系か外資系です。金融機関系のなかでは証券会社系がもっとも長い歴史をもっています。反対にいうと、投資信託の歴史のなかで、ほとんどの期間は証券会社系運用会社しか存在しなかったともいえます。
 90年代に入って、中央の銀行系や保険会社系の運用会社が設立されました。金融機関系の運用会社は、その後の親会社の再編などによって合併などの合従連衡を繰り返していますが、基本的には今まで脈々とした流れを続けています。