スローライフその4.芸術を極める(15)

 NHK交響楽団の名誉指揮者を務めたこともあるオトマール・スイトナー氏が亡くなりました。先日のN響アワーはスイトナーさんの追悼でした。私がN響アワーをもっともよく見ていたときにの指揮者でしたので懐かしく聴きました。
 番組ではブラームス交響曲第3番が放映されましたが、なんとも重厚な、まさにドイツの演奏でした。指揮者が巨匠と呼ばれる時代は終わったという人もいますが、これからもスイトナーさんのような重厚な音楽を聴かせてくれるマエストロが出てくることを祈りたいと思います。