先進国の広がり

 先進国が世界経済の足をひっぱることになったのはいつからのことでしょうか。15世紀から始まる大航海時代以降、世界経済のリーダーは常に先進国でした。先進国の輪が広がり、ヨーロッパからアメリカへ、アメリカから日本へと、世界経済の牽引役も替わってきました。
 そういった意味では、今や中国、インドなどの新興国のリーダーが、先進国の仲間入りを果たそうとする境であると言えます。