スローライフその3.田舎に暮らす(19)

 田舎で暮らすと生活費は少なくてすみます。東京や上海の半分くらいで住めるところも多いのではないでしょうか。家賃も安いし食費も安い。車で移動することが多いのでガソリン代はかかるかもしれませんが、県庁所在地などそれなりの都市であればバスなどの公共交通手段も充実しています。
 宝くじで2億円が当たったら!という意味もない空想をよくします(私はバラでしか買わないので2億円です)。2億円で国内債券の毎月分配型ファンド(基準価額10,000円前後)を買い、毎月10円の分配金が出たとすると、毎月の手取りは18万円となります。田舎で暮らすとすると、基本的な生活費はだいたい補えますので、後はすきなことをして多少小遣いでも入れば十分かなと。ホントにささやかな妄想です。
 12日の「人生の楽園」という番組で、南阿蘇と天草に夏と冬で住み替えるご夫婦のお話が出ていました。現役時代は名古屋で過ごしていたお二人ですが、思い切ってリタイア後、九州に引っ越したということです。春は山菜取り、夏は畑仕事、冬は釣りと、自給自足の生活は本当にうらやましい限りです。