金融機関系の運用会社

 金融機関系の運用会社には、親会社の特徴を活かした運用をしているところもあります。例えば証券会社系ではトレーディングに強みがあるとか、銀行系では外国為替取引にアドバンテージがあるという具合です。
 なかでも生命保険会社や信託銀行など、親会社が運用を生業としているところの投資信託運用子会社には、親会社の運用部門の人たちが転籍してくることもあります。親会社からの経験をさらに広げて運用のプロとして業務を行うということです。サラリーマン人事でもこのようなこともあります。
 「親の顔を見る」ように、「親会社の顔を見る」のも、運用会社を選ぶひとつのポイントかもしれません。