国際分散投資は死んだのか?

 2003年以降注目を集めた国際分散投資ですが、基本的な考え方はリスクの分散です。しかし2008年9月のいわゆるリーマンショック以降、その分散効果が効かなくなった、人によっては「国際分散投資は死んだ」ということがあります。
 9月から11月にかけて、世界のほとんど全ての株式市場が同時に、大幅に、しかも大きく値下がりしました。また円も、ほとんど全ての主要通貨に対して値上がりし、外国投資も大きく値下がりすることになりました。
 しかしながらその間、世界的な政策金利の引き下げがあり、債券市場は堅調に推移しています。国際分散投資は死んでいません。