ロングショート

 「買い」の状態にあることを「ロング・ポジション」といい、「売り」の状態にあることを「ショート・ポジション」といいます。マーケットにニュートラル、つまり中立ではなく、どちらかが多くなっている手法を「ロングショート」運用といいます。
 ロングショートの場合、基本的にはロングの方が多くなるのが普通です。これを「ロングバイアス」といいます。最近では「130:30(ワンサーティ・サーティ)」と言われるもの、つまりロング130に対してショートが30というものが主流となっています。
 ロングショートはロングが多い分、市場のリスクを大きくとることになります。市場のリスクをとらないものは、ロングとショートの割合が同じものということになりますので、すなわちマーケットニュートラルということです。