スローライフその1.読書に耽る(7)

 ここのところ読書ペースが減っていましたが、ゴールデンウイーク辺りから、ちょっとペースが上がってきました。今月は、今まであまり読まなかった古めの本を読んでいます。開高健さんや宮本輝さんなど、歴代芥川賞作品などです。それぞれ時代の背景が違い、かえって新鮮な気持ちで読むことができました。
 以前に高校のころ、北杜夫さんや畑正憲さんのエッセーを全て読んだということを書きましたが、同じころ、庄司薫さんの赤頭巾ちゃんシリーズも読みました。初めて読んだ芥川賞作品かもしれません。さらに柴田翔さんの「されどわれらが日々−−」も読みました。庄司薫さんの「赤」「黒」「白」「青」の4部作は、これもまた青春のバイブルでした。
 でもエンターテイメントとしては、やっぱり芥川賞より直木賞ですね。エンタメ系のなかでは、直木賞作品ははずれがないと思います。もうちょっと読んでいきたいと思います。